Australia, Cairns
オーストラリア保育園ボランティア
鈴木麻悠香様
(大学院生)
2024年2月参加
保育研修&ボランティア実習
場所についてー
ケアンズは自然が多く、シティ(中心)を離れれば信号がなく、人通りも少ない街だった。行き交う人は目が合うと、"Hi"と挨拶してくれる優しい人ばかりだった。語学学校からもホームステイ先からもバスを利用しないとショッピングには行けないが、歩いていける距離にビーチがあり、そこがケアンズの良さだと感じた。行った時期が雨が多く、快晴の日は少なかったが、晴れた日にはプラネタリウムのような綺麗な星空を見ることが出来た。
保育研修(セミナー)
とってもフレンドリーな講師の方で、質問しやすかった。「こんな時どうする?」と意見を求めてくれることも多く、自分の保育観を見つめ直すきっかけになった。
オーストラリア保育の特徴である、"Play Based Learning", "Sensary Play"についても事例を交えながら説明してくれたので分かりやすかった。現地の保育を日本語で学べる事はなかなかないのでとても良い機会だった。
▲同時期参加の熊野さん(右)と
ボランティア実習
子どもたちは初日からたくさん寄ってきてくれてすぐになじむことができた。子どもの話す英語は単語や比較的、簡単な文なので困ることは特になかった。ねんどやパズル、読み聞かせなど遊びの内容は日本とそれほど変わりはないので一緒になって全力で遊ぶことができた。
先生方も分かりやすいようにゆっくり話してくれるのですぐ対応できた。徐々に色んなことを任されるようになり、グループの一員になれた気がした。とにかく自分から動く!
▲園で飼われているヘビ
ホストファミリー
初日から子どもたちがたくさん話しかけてくれ、すぐ遊びに入れてくれた。姉妹のお姉ちゃんがかけ算の練習をしているところで「6,7、8段を覚えたらご褒美にスライムを買ってもらえるから一緒に練習してほしい」と頼まれた。私が問題を出し、答える。間違えたら繰り返し練習をリピートして、お母さんの前で全問正解!そのままスーパーにスライムを買いに行った。お母さんから”You are a good teacher!"と言われ嬉しかった。
ホストファミリーは全員英語、もしくはドイツ語(お母さんがドイツ人)だったので、ちゃんとコミュニケーションが取れるか不安だったが、確認でもう一度聞いたらわかりやすく説明してくれたり、「わかった?」と聞いてくれたりしたので不安もなく過ごせた。最終日はハグをしたらなかなか離れられないほど仲良くなれた。毎日体力が尽きるまで遊んで、本当にあっという間の2週間だった。
観光
キュランダ:
スカイレール、鉄道、どちらかもも見える景色が絶景!キュランダ村にはお土産物屋さんがたくさんあり、じっくり見ていたらあっという間に時間が過ぎてしまう。
グリーンアイランド:
とにかく海が綺麗!海を見ながらぼーっとする時間は最高だった。
総括「新しい出会い、今しかできない経験」
異国の地に一人で行ったことで、全てが新たな出会いだった。語学学校を卒業してからも休日に一緒に遊びに行くような友達に出会え、いつかお互いの国に行って再開を願っている。
ホストファミリー家族の一員として迎え入れてくれて嬉しかった。現地の人にもたくさん話しかけてくれて、たくさん新しい出会いがあった。
失敗を恐れず、積極的に行動することで助けてくれる人は周りにたくさんいて、今しかできない貴重な経験ができると気づいた一か月になった。