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匿名希望さん

(教師)

​2023年4月参加

語学研修&保育ボランティア

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​自然はとてもダイナミックで、撮影ボタンを押すだけでまるで絵葉書のような写真がどこでも撮れました。動物園だけでなく野生の動物(ワラビーや野鳥)も見られて新鮮でした。気候が暑く(4月)、毎日水分補給とサンスクリーンが欠かせませんでした。オーストラリアの皆さん優しく、失敗しても分からないことがあっても、温かく教えてくれたり、包み込んでくれました。ゆったりとした時間の流れを感じました。

 

保育ボランティア

①嬉しかったこと

・子供たちが一緒に遊んでくれた。

・拙い英語を話しても先生方・スタッフさんはあたたかくこちらの質問を聞いて答えて下さったこと。

・先生方がこちらのことも頼って下さり「この子を見ていてくれるかな?」「この台を給食室まで運んでくれる?」「机、消毒はこんな風にするのだけどお願いしていい?」と業務に参加させてくれたこと。

・本の読み聞かせをした時に子供たちが喜んでくれたこと。

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②学んだこと

・個々の表現が尊重されながらも、ルールや周りに迷惑がかかること、危ないことなどはしっかりと先生方がご指導されていた。

・アートのアクティビティの時も「こういう色で塗りましょう」など先生が強いるのではなく、その子の感性を尊重しながら、「この色すてき!」「このデザイン、とってもかわいいね!」など、あたたかく受容されているとこがとても共感できた。

③大変だったこと

・先生方もおっしゃっていたのが、特別な配慮が必要な子(医療的発達面)がいて、その子たちへの対応が難しいこと。

​・子供の話す英語が逆に聞き取れず困ったことがあった。

語学研修(SPCケアンズ)

​語学学校の2か月間、私にとって充分なくらい良い学びができました。常に英語だけを使用することが徹底されていたので、臆せず話すという基本的なコミュニケーションの土台が出来たように感じます。

学校寮も、同じ部屋に韓国人の方とコロンビア人の方がいて、なかなか出来ない貴重な経験が出来ました。

また、2か月経ち、帰国し、オンライン英会話を試したところ、以前は黙ってしまったり英会話の先生がたくさん話してなんとか授業が進んだりだったのが、何をたずねてきているのかが分かり、簡易ですが答えられるようになりました。

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ホストファミリー

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とてもホスピタリティあふれるご家庭で、毎日居心地よく過ごすことができました!

​最初、本当に緊張していたのと、人生初めてのホームステイで不安でいっぱいでしたが、ファミリーの方が笑顔で出迎えてくれて、息子さんがスーツケースを運んでくれたり、「緊張してる?大丈夫!ここは家だからのびのびと過ごして!遠慮することないよ!」とホストファーザーに言ってもらえて、とても気持ちが軽くなったのを覚えています。

 

ホストマザーは毎日こちらを気にかけて下さり、「今日のボランティアはどうだった?」「大変だったね、今日は早く休んでね!」などあたたかく声掛けしてくれました。また一緒に料理をしたり、音楽や映画の話が出来たのも嬉しかったです。5歳の息子さんともカードゲームをしたり、折り紙を教えてあげたりと一緒に楽しく過ごすことができました。

観光

①ケワラビーチ→学校の寮から徒歩15分くらいで行けます。

​②キュランダ村→スカイレールから見る滝がすごかった。

③ポートダグラス・サンデーマーケット→ショッピングを楽しめた。近くにビーチもある。

④ケアンズシティ→ダイソーがあるので日用品が買える。

⑤グリーンアイランド→学校のツアーで参加。海の色がきれいだった。

⑥トリニティビーチ→サンライズが本当にきれいな場所

⑦パームコーブ(サンデーマーケット)→手作りのもの、オーガニックの食品などがあった。はちみつを買いました。

⑧ラスティーマーケット(ケアンズシティ)→果物が安く買えた。

⑨スミスフィールドボタニカルガーデン→無料で植物や蝶など見られます。

⑩グレートバリアリーフ(リーフホッパー遊覧飛行)→絶景が見られます。

​⑪クロコダイルアドベンチャー→間近でワニが見られる。コアラフォトも撮れた。

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総括「人生前半のリセット」

7年間、都内で図工専科教諭をしてきて、ライフステージの変化に伴い、次のキャリアアップについても見直す時期に来ていました。

​小学校で造形教育にかかかわる中で海外の芸術教育はどうなっているのか、小学校に入る前の子たちはどのような学びを経て小学校に入学してくるのか疑問に思っていました。

2か月だけでしたが、語学学習も含めて、今までの自分の価値観がより明確になり、また今まで小学校で行ってきた自分の授業を振り返ることが出来ました。7年間、仕事も人生においても「これで良いのかな?」と思ってきたことに対して、自分なりの答えが出せたように思えます。

​また、オーストラリア、日本のそれぞれの良さが分かったところで、これからの方向性を改めて考えることができました。「人生前半のリセット」が出来たので、様々な可能性を前向きにとらえながら今後過ごしていきたいです。

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▲トリニティビーチのSunrise

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